fbpx

ブログ

KIYOの愛読書その2「ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?」

「 KIYOさんは普段どんな本を読んでいるんですか?」とよくきかれます。

あまりにもいろいろなジャンルの本をかなり乱雑に読んでいるので
僕が読んでいる本を、全てご紹介するのは 不可能だと思いますが
そのうちの何冊かを「これはいいよ」と言うような具合に
皆さんにご紹介するのは可能だと思いましたので時々気が向いた時に
「これ読んでみたら」てな気楽な感じでご紹介をしていくことにしました。

1回目は「食の終焉」という本をご紹介しました。
▼こちらの記事▼をぜひお読みください。

KIYOの愛読書その1「食の終焉」

本日は
「ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?」堤未果 著(文春新書)
をご紹介します。


「フードテック」という言葉


みなさんは 「フードテック」という言葉をご存知でしょうか。
「食べ物(Food)」「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語で「FoodTech」と書きます。

意味としては、食に関する問題を解決し、食の可能性を広げていく技術のことというものです。
この表向きの言葉だけだと それはいいことじゃないの、どんどん推進しようよ
ということになるのかもしれませんが、そこはそう単純なことばかりではないのであります。


警告の書


アメリカをはじめとする諸外国に比べ
日本はこの「フードテック」の分野でも遅れをとっていると言われており
農林水産省を中心として推進する方向で国も動き出してはおります。
この本は、その動きが果たしてほんとうに社会全体を良い方向に向かわせるのか
という疑問に基づいて書かれているのです。
したがって当然、この本に対する風当たりは厳しいこともあります。
もちろん、わたくしのようにこの本に書かれていることを支持する一派もいることはいます。
マイノリティではありますが。

ここに書かれているのは、人工肉のこと、遺伝子組み換えサーモンのこと、培養母乳、
ワクチンレタスなどの真相と、
農地争奪戦、アグリビジネス、売られていく日本の農地のこと
というようにひじょうに多岐にわたっております。
考えようによっては、それだけ、さまざまな方向から
私たちの日常の食が危機にさらされていることを暴き出し
日本が向かおうとしている「デジタル農業計画」による植民地的支配から
この国を守ろうとしている警告の書と言ってもいいのかもしれませんね。


この本から学ぶべきこと


自分たちが今現在、じっさいに口にしているものが どこで、誰が、どんなふうに作ったものなのか?
詳細にわかっている人の数は少ないと思われます。

中には、自家菜園をやり可能な限り自給自足で賄っているという人もおられるでしょうが、
それは圧倒的に少数派でしょう。ましてや加工食品となれば、食材だけでなく、
調味料まで海外産を使っている、という例が多く、それらの出所を知る術さえありません。
そんな状態で、食の安全を云々したって意味があるとは思えません。

食は、私たちの生命と健康を育み、子供たちや孫たちが生きる未来に
希望を与えるものでなければなりません。

しかも生きていくための食べ物が安全であることは
最低限、保障されなければ、一国としての体をなさないことになってしまいます。

であるにもかかわらず、食に関しての優先順位のトップにくるのが
企業の、しかもグローバルな大企業の「収益」であり、しかもそれが、
ひどく偏ったものであるということを私たちはこの本から学ぶべきです。


私たち自身ができること


著者・堤未果さんは
「これは単なる<テクノロジー開発競争>ではない。
<食文明>を根底から変えてしまう、壮絶な<マネーゲーム>の実態が見えるだろうか。」
と、問いかけている。

この、とてつもなく不公正な歪みを正すことができるのは
じつは、そのわけのわからないものを日々、大量に食べ、消費している
あるいは、気付かないうちに半ば強制的に食べさせられている
私たち自身である。いや、私たち自身以外にはいない ということに早く気づきましょう。

堤未果さんの主張は
「大資本が土地を買い占めて大規模化し、農民が脇へ追いやられ、
土壌機能や生態系が無視され、一握りの権力者たちが目先の利益の最大化だけを優先する
ビジネスモデルこそが、土や水や森を破壊し、農村が持つ貴い多面的構造を、バラバラにし、
若者から将来を奪っているのだ。」
ということです。

そうなんですよ。
もう、ほんとに目の前に迫ってきている、切羽詰まった問題なんです。
この地球上に生きるそれぞれの国や地域や民族には、伝統的な食事のスタイルというものがあり、
それらには全て、意味があります。そしてその伝統的なお食事は、
現代の最新の栄養学に照らしてみても、十分な合理性があるものばかりです。


第一歩は、家庭の食事


我が日本においては「お節料理」もその一つです。
もともと年に何回もあった「節」の時に作られるものだったのですが、
現在にまで残ったのは元日節会(がんじつのせちえ)、
つまり一月一日の節(せち)だったというわけです。
そのお節料理に込められた、日本人の心が今、失われつつあります。
大きなグローバル化の波にさらわれてしまうのは、食べ物だけではなく
その背景となっている私たちの生活や心なのだということに目を向けなければなりません。

そして、その大切なものを守るために、私たち一人ひとりが行動をしなければならないと思うのです。
その第一歩は、家庭の食事なのです。

今日から、二十四節気では「大雪」。
冬の厳しい寒さを形容して「冬将軍」とも言われるようですね。
この時季の行事は「正月事始め」。お正月の準備をする時季になりましたね。
そんなことで、ブログをお読みくださったみなさまには
お正月の「お節料理」を、良いきっかけにしていただきたいと思っております。

本日もお読みくださいましてありがとうございました。


▼ビデオで学ぶ「JORAオリジナルおせちセミナー」▼

↓詳細はこちらよりご覧ください↓
https://organic-restaurant.jp/osechi2023/

PART1 ・・・ レシピ動画・全11本 収録
PART2 ・・・ レシピ動画・全10本 収録

▼ビデオで学ぶ「JORAオリジナルおせちセミナー」▼

お申込みの方へ、
レシピごとに僕が解説する「公開セミナー2021」の動画(約120分)を
無料プレゼントいたします。


■日本オーガニックレストラン協会Facebookグループ
家庭料理で食の不安、疑問を解決!
投稿やライブなど、一番新しい情報をこちらでお伝えしています。
ぜひご参加ください。
https://www.facebook.com/groups/jorasalon

■日本オーガニックレストラン協会公式Facebookページ
日々の講座風景や、食に役立つ情報を発信しています。
フォローしてください。
https://www.facebook.com/pg/JORA.academy

■オプティマルクッキングアカデミーInstagram
講座レポートや、JORAメニューなどをアップしています。
https://www.instagram.com/optimalcookingacademy

■LINE公式アカウント
今すぐ実践したいおうちごはんのポイントや
食にまつわる最新の情報、講座や出版の最新情報、
などを発信していきます。
https://line.me/R/ti/p/%40gwq9586l

■JORAオンラインサロン&スクール
まずは、無料で登録の上、訪ねてみてください。
https://online.organic-restaurant.jp/

 

#日本オーガニックレストラン協会
#家庭料理システム化 #食料危機
#オーガニック #おせち #おせちセミナー

レシピプレゼント





お住まいの地域


最近の記事

過去のブログ

お知らせ

PAGE TOP