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おせち料理も手間ひまかけずに「料理のシステム化」

正月の雰囲気は、私が子供の頃と比べると、ずいぶん変わりました。
親戚が集まることも少なくなっているようですし、
おせち料理をつくる家庭もあまりないようです。

皆さんは、今年のはおせち料理はどうされますか?
おせち料理は、漢字にすると「御節料理」です。

御節、というのは、
「節日」(せちび、または、せつじつと読みます)に
「御」をつけて、ていねいに呼んだもので

季節ごとの節目節目を
目出度く、寿いでいただくお料理が御節料理ということです。

節日の別名が「節句」ですが今でも残っているのが、
五節句と呼ばれる
人日(じんじつ 1月7日)
上巳(じょうし 3月3日)
端午(たんご 5月5日)
七夕(しちせき 7月7日)
重陽(ちょうよう 9月9日)
などですね。
いうまでもありませんが、元日も節日の一つです

日本人は、この節日に、
五穀豊穣
無病息災
子孫繁栄
を願って、お料理を作り、感謝をささげ、
みんなでいただいて、祝っていたのですね。

お正月の三が日には、
いつもキッチン(台所)を見守ってくれて
お料理に使う火を守ってくれている「竈(かまど)の神様」に、
お休みいただこう
ということで
保存のきくお料理を暮れのうちに作り
三が日にかけてありがたくいただく
というのが、お正月の「おせち料理」の意味です

父や母はよく、
かずのこを食べる時には「かずかずおめでたい~」とか、
黒豆を食べる前には「まめでたっしゃで~」とか、
昆布巻きを食べる時には「よろこんぶ~」などと言っていて、
子供はそれを真似したりしていたものです。

近年では、
日々お台所仕事に明け暮れている主婦(お母さんたち)に
休んでいただくという意味も加わりました。

でも、、、
いつも作っているわけではない不慣れなおせち料理を
それでなくても忙しい暮れの数日で
めいっぱい作って
大みそかには、もう疲れてフラフラになっちゃうなんてーじゃ
何の意味があるのかわかりませんよね。

そこで、
「あまり手をかけずに、でもおいしく、そして日持ちがするお料理を作りましょう」
というのがJORAのおせち料理なのです。

女性の社会進出の幻想

日本は、アメリカ、中国に続いて世界第3位の経済大国ではあります。
一方で、貧困率も16%と、先進国のなかでもかなり高い数値となっているのです。
経済協力開発機構(OECD)の平均貧困率は10%程度ですから、
そうとう高いと言わざるを得ません。
ひとり親世帯に限っていうと、
OECD加盟国35カ国中ワースト1位という不名誉なデータもあります。
所得が少なくなると、どこにしわ寄せがいくかといえば、
食費なのです。
安いものしか買わなくなる。いや、買えなくなるのです。
それが、ひいてはどのような状況を招くのかということを、心配しています。

主婦を対象としたアンケートでは、
一日の食事の準備に費やす時間は75分つまり1時間15分しかないそうです。

これで朝、昼、晩の三食を準備するというのは、
少々無理があると思います。

必然的に、
インスタント食品や、レトルト食品、
またはスーパーやコンビニなどで売っている惣菜に
頼ることになってしまいます。

普段の食生活で惣菜などを購入して食卓に載せることに、
ある種の罪悪感を持っていることがわかっています。
その罪悪感を払拭するためか、
買ってきた惣菜にひと手間を加えたものを
「手づくり」と呼んでいる人もいます。
なぜ惣菜を買うのかというと、そのほうが、
相対的に食費が安くなると考えているからです

しかし、実際には間違いです。

惣菜を買うこと自体をいけないと言いたいわけではありません。
それが必要な時もあるでしょう。
料理をつくる時間がなく、やむを得ず惣菜を食卓に載せることも
認めなければいけないかもしれません。
考えていただきたいのは、その背景です。

背景として挙げられるのは、
女性たちも仕事を持つようになり、
働く時間が増えたため、家事をする時間が減ったということですが、
よく考えてみてください。
女性が社会進出を果たしたというのは、幻想ではないでしょうか。
本当に、女性は社会から認められ、必要とされて、
適正に職業に就いているのでしょうか
現状を見て、とてもそうとは思えません。

もっと、それぞれの才能、特色を生かした働き方があってしかるべきだと思うのです。
ひとつは、外に出て働いてお金を稼ぐことだけが仕事ではない、
ということも言えると思います。

問題は、何をもって仕事と考えるのかというところにあります。

健康であれば、毎月巡ってくる生理の日に、
男性と同じように働くことが必要なのでしょうか。

妊娠・出産の後、職場に戻りづらいという環境は、正当なものなのでしょうか。
給与の差はあったとしても、同じように働いて帰ってきて、
食事の支度をしたり、そのほかの家事をするという負担を
一方的に女性が追わなければならないのは、
いかなる理由があってのことなのでしょうか。

私はまがりなりにも男性の一人ではありますが、
そういった社会の中にある差別に対して、
女性たちは今こそ立ち向かうべきだと考えます。
そのために今、やらなければならないことは何なのか。
それを考え、出た答えを実行していくことが大事だと、つくづく感じます。
それは結局、社会全体を幸福に導くと考えるからです。

人間の男と女は、とてもよく似ているように思えますが、違う生きものです。
種は同じですが、生きものとしては別と考えるべきでしょう。
これは、決して差別などではありません。
明確に区別して、お互いを尊重すべきだと言いたいのです。

料理のシステム化が幸福の礎

忙しい日々において、家庭の食事を女性が一手に担っているケースは多いですが、
そんななかで“まっとうな”食事をするために必要なのは、
家庭料理をシステム化することなのです。
システムになっていれば、
その一部をほかの人(たとえば夫などパートナーや、別の家族)が
担うことも可能になります。
システムになっていることで削減できる経費も、たくさんあります。

男性も料理 に対する画像結果

それよりも大切なのは、家庭料理をシステム化することで、
女性たちは食事の準備に罪悪感を持たなくてよくなることだと思うのです。
そしてそれは、食を単なる消費に終わらせず
自分や家族への投資にするという基本的な考え方に進展していきます

だからこそ、リーダーシップをとって、
女性たちが家庭料理をシステム化することに努めていただきたいと考えています。
そして、男性方には、それに協力していただきたいのです。
それが幸福の礎になると確信します。

私は、そのような考えを、多くの方々にご支持いただけるよう、
今年もがんばっていこうと、心に決めております。

今年も家庭でつくれる、
おいしくて安心して召し上がれる「おせち料理セミナー」を開催しています。
できれば女性だけではなく、男性方にも多くご参加いただきたいと思います。
そして、皆さんのご家庭から、
「かずかずおめでたい~」
「まめでたっしゃで~」
「よろこんぶ~」という声が聞こえてくることを願っています。

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