fbpx

ブログ

脂肪酸の種類で料理法が変わる?!~油の使い方・温度のことなど~

油/オイルの脂肪酸の違いと
お料理の際の使い方

について
お話ししたいと思います。

「オイル/油」と、一口に言っても
いろいろな種類があり
原材料によっても、味や、香りにも違いがありますし
それよりなにより、含まれている脂肪酸の違い
大きいのです。

私たちが、食事から摂取しなければならない脂肪酸は
二種類

オメガ3脂肪酸と、オメガ6脂肪酸

でしたよね。

では、この二つの脂肪酸にどんな違いがあるのか
ということですが
二つとも、高温に弱い、という点では同じです。

違うのは、耐えられる温度なのです。

 

オメガ3脂肪酸は、70℃を超えると
分解がはじまってしまい
オイルが分解してしまうと
酸素との化合がおきます。

すると

過酸化脂質

という
私たちの体にとって、強い毒性のある成分
が作られてしまうのです。

過酸化脂質は、
体の中に

「炎症」

を引き起こし
諸悪の根源となります。

生活習慣病の原因物質の一つですし
体の抵抗力を奪い、免疫力を低下させ
さまざまな病気の引き金を引きます

 

ですから、
オメガ3脂肪酸は、ぜったいに
加熱をしてはいけません。

もっとも、
70℃以下であれば、短時間なら
大丈夫なんですけど。

たとえば、
蒸したり焼いたりしたお野菜をお皿に盛り付けて
その上に、オメガ3脂肪酸を含んだオイルをかけていただく
とか
できあがったパスタを盛り付けて
いただきながら、オイルをかける
とか

お味噌汁をいただきながら、少し冷めてきたので
オイルをかける
とか
その程度なら問題はありません。

問題になるのは、

オメガ3脂肪酸を含んだオイルで
炒め物をする
とか
まだ加熱しているお料理の、仕上げに使う
とかは
ダメなんです。

オメガ3脂肪酸を含んだオイル

サラダに使ったり
お豆腐にかける
納豆に混ぜる
生卵をいただく時にまぜる
お漬物にかける
おひたしにかける
大根おろしに混ぜる

等々、とにかく、

加熱しないで食べる

ということを守ってください。

せっかく、健康のために、体のために
と思って召し上がるのに
使い方、お料理のしかたによっては
体に害があることも、あるわけで
それでは、本末転倒になってしまいますからね。

オメガ3脂肪酸を含んだオイルには

亜麻仁油
シソ油
えごま油
インカインチオイル
くるみ油(オメガ6オイルに分類する人もいる)

などがありますが
日常のお食事で使いやすいのは
なんといっても、

亜麻仁油

でしょう。

オーガニックで、安全性の高い商品
販売されていますし
総じて、
オメガ3オイル(オメガ3脂肪酸を多く含んだ油のこと)は高価
なのですが、その中でも
亜麻仁油は、
比較的安く、良質のものが手に入れやすい
です。

●●●日本オーガニックレストラン協会Facebookグループ
家庭料理で食の不安、疑問を解決!
投稿やライブなど、一番新しい情報をこちらでお伝えしています。

●●●日本オーガニックレストラン協会公式Facebookページ
日々の講座風景や、食に役立つ情報を発信しています。

●●●オプテイマルクッキングアカデミーLINE公式アカウント
全国のおいしいもの情報、講座や出版の最新情報、
KIYO(南清貴)が普段どんな食事をしているか、など、食に関する楽しい情報を発信していきます。

●●●オプティマルクッキングアカデミーInstagram
講座レポートや、JORAメニューなどをアップしています。

●●●JORAオンラインサロン&スクール
新しい時代を皆さんと一緒に考え、学び、創り上げていくためのオンラインでの学びのサイトです。
まずは、無料で登録の上、訪ねてみてください。

●●●clubhouse JORAのクラブ
JORA講師によるルームが開かれています。
【JORA】日本オーガニックレストラン協会

レシピプレゼント





お住まいの地域


最近の記事

過去のブログ

お知らせ

PAGE TOP