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春のからだ~ポイントは「骨盤の開閉」?!~

「春」にからだがどう変わり
どんな「食べ方」をしたらよいか
ということについて、その1にひきつづき
お伝えしていきます。

春という季節は、
からだ的にはいったん“リセット”して、
新たにはじまる季節です。

“リバース”
と言ってもいいくらい、
劇的に変化します。

前回お伝えしたように
それはすべて、
「骨盤が開くこと」
に関連している、
と言っても過言ではないのです。


先日、こんなご相談がありました。

「KIYOさん、
わたし肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)
になったみたいなんですけど、
どうしたらいいでしょう」

この季節、
じつは、こういう方、多いんです。

思い当たる方もいらっしゃることでしょう。

今日は、
このご相談を題材にして、
春という季節
を考えてみたいと思います。

繰り返しになりますが
春は
骨盤がきちんと開くかどうか
というのが決め手です。

骨盤がきちんと開く

ためには、
その前段階として、

後頭部が開き

肩甲骨が開く

ということが必須条件です。


「なーんだ、そんなことなの?
かんたんじゃん。。。」

そう思われた方、

骨盤がきちんと開く

というのは、
そんなにかんたんなことではありません。

特に、

現代人の生活では、
春になっても骨盤が開きにくくなりがち


です。

自然環境、生活様式、精神作用
などなど
いろいろな条件が加わって

私たち現代人は、
自然の流れについていけなくなっている
のです。

自然の流れについていけなくなったために、

春になったにもかかわらず
骨盤が開かない人

が、いかに多いことか。


上記のご相談に対して、

わたくしがお答えしたのは

「それは、おそらく、
肋間神経痛ではありません。

たぶん、骨盤がうまく開けずに、
捻れてしまったのだと思われます。

以前、講座の中でお教えした、
骨盤体操をやってみてください。

たぶん、ですけど、3日で解決すると思います。」

というものでした。

結論から申しますと、
3日も必要なく、
次の日には解決してしまいました。

これは、

骨盤がスムーズに開けなくて

結果的に骨盤が捻れ現象を起こし

それを是正しようとして

からだの上部を
骨盤と逆方向に捻って対応した

ということなのです。

そのために、
繋がっている肋骨(ろっこつ)部分に痛みを生じた

これが、
ニセ肋間神経痛
を起こした犯人です。

でも、この犯人は無罪です。

何故ならば、
この犯人は、
基本的には、
からだを良い方向に持っていこうとしている
からです。

しかし、多くの人は

この捻れ現象を犯人扱いし
出てきた痛みを消滅させようとして
鎮痛剤などを服用したりする。

三、四日もすると、
その捻れ現象は解消されることもあるので

その時、その多くの人たちは、
「痛み止めが効いたよ」

と単純に思い込んでしまうというわけです。

春は、
からだの中に、
小さな捻れ現象
を起こしがちです。

それが、さまざまな不調と勘違いされ、

痛みがあるとすぐに

医療機関に駆け込んだり

鎮痛剤を服用したり

するので

その場、その時の痛みは消えるかもしれませんが、

場合によっては、
深刻な爪痕を残すことにもなります。

何を選択するかは、
一人一人の自由ですけど

長期的にみた時に、
自分にとって、何を選択するのがベストなのか

ということについては、
一考の余地があるかもしれませんね。

次は、

春のこの時季
どんな食材を選択したらいいのか

ということについて、
お話ししようかと思っています。

そのことが「骨盤を開く」
ということの
一つの手助けにもなります。

春うらら〜。。。

お読みくださいまして
ありがとうございました。


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