大阪~山口~大分~福岡・博多と回った今回の出張でしたが、
その間、ご主人さまのお帰りを、じっと待っていた「ぬか漬け」くん。
さすがに漬かりすぎて、ちょっとしょっぱかったのですが
それでも、そうとう、おいしい!
やっぱり、あれですかねぇ、
常在菌、、、ってやつのおかげでしょうか。
自分の菌が、培養されているからなのか、単においしい
ってことだけじゃなく
なんというか、表現しにくい愛情、みたいなものを
感じるんですよ、「ぬか漬け」から。
よくよく考えてみると、この「ぬか漬け」は、
僕のおばあちゃんが漬けていたものを、
母が引き継ぎ、
妻が引き継ぎしたわけです。
そして最近は、娘も引き継いで独自に「ぬか漬け」を漬けいますし
僕自身も、自分で、この「ぬか漬け」のお世話をしております。
まだまだ研究の余地が、たくさんありそうな「ぬか漬け」ですが
とても魅力的です。
日本の食文化を語るにおいて
漬けものは、はずすことのできない必須のアイテムだと思いますが
それが、現代では、どうも、軽視されているように思えてなりません。
充分に一品料理としての存在感を示すことができる、重要なもののはずが
なんとなく、添え物扱いされているところに、不満を感じております。
どうですか、、、
「ぬか漬け」を、もう一度、見直してみませんか?
それこそ、僕の子供時代は、
どこのうちでも「ぬか漬け」を漬けていたものです。
そして、その味は、その家、その家で違っていた。
それが、今では、漬けものは、買うものになってしまった。
でもね、、、
スーパーなんかで買った漬けものは、添加物だらけで
ほんとうの意味での漬けものとは、似て非なるものなんですよ。
いち時に採れた野菜を、きちんと保存して
おいしくいただくためには、漬けものにするのが一番いい。
同じように菌の力を必要とするんだけど、
腐敗させずに、発酵させるという
自然の力をフル活用した、知恵の結晶が、漬けものなんです。
申し訳程度に、ちょこっと、食べるのではなく
たっぷりの量を召し上がっていただきたいです
自家製の漬けものを。
「ぬか漬け」をむずかしく考える必要はありません。
だって、僕の子供時代には
何の知識も持っていないお母さんたちが
滅法おいしい「ぬか漬け」を、それぞれの家庭で
当たり前に、作っていたんですからね。
誰にだって、できないはずがない。
ぜひ、チャレンジしてみていただきたい。
チャレンジする価値があると思いますよ。
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