人が、自分の人生のすべてを支配することなどできない
ということは、誰しもわかっていることだと思います。
殊更、人との出会いは、支配できませんね。
どこで、誰と出会うか、まったく予測ができないのです。
JORA3.0でセミナーをお願いした
チベット医・小川康さんとの出会いも
ぜんぜん予測などできませんでした。
ある医療系の団体からセミナー講師を仰せつかったことがありまして
その日、わたくしのセミナーは午後からだったのですが
午前中にあるセミナーが、かなりおもしろいので
KIYOさん、時間の都合がつくようだったら早めに来ませんか、、、
とお誘いがありまして
たまたま、空いていたので、まいりました。
その、午前中のセミナーの講師が
小川さんだったのです。
「チベット医」・・・って、なに、それ、、、
と、思いました、正直のところ。
で、セミナーを受けて、感銘を受けました。
おもしろい、この人。
そう、思ったのです。
もちろん、チベット医学も、おもしろいに違いないのですが
それよりもなによりも、小川さんがおもしろい、と思ったのを
よくおぼえています。
わたくしのセミナーが終了した後、懇親会と相成ったわけですが
そこで、小川さんと、お話しする機会を得て
いろいろと、根掘り葉掘り、きいたわけです。
ますます、おもしろい、この人。
と思いました。
その後、JORAが設立され
いつか、お呼びして、セミナーをやっていただきたい
とひそかに考えておりました。
3.0は、やっとめぐってきた機会だったのです。
チベット医学の位置づけは、今ではまだ
オルタナティブメディスン(代替医療)の域を出ませんが
小川さんのお話をお聴きしてもわかるとおり
きちんと体系だっているので
今後の日本にとって、いやいや、世界にとって
大いに必要とされる分野だと、確信を持っております。
もともと、薬剤師である小川さんが
その知識と経験をもとに、ひじょうに科学的に分析し
理解しておられることから
今後、小川さんから学ぼうとする方も増えるでしょうし
わたしたちの日常とも、密接に関係しているものなので
普及もしていくことと思います。
小川さんは、チベット医学のいいところを
とてもうまくとり入れて
私たちにとって、身近なものにしようとしているように思います。
自然の力を最大限に活用して、私たちの体に変化・作用を起こさせる。
ある意味、ホメオパシーにも通ずるものがあると思います。
化学的なものを信頼しないわけではありませんが
今の医学は、あまりにも不確実な化学に、偏執しすぎているように
思います。
小川さんのセミナーをお聴きになって
もっとうまく使いこなせる自然、というものもあるんだな
と、あらためて思った方も、多くおられたのではないでしょうか。
残念ながら、セミナーにご出席できなかった方は
小川さんの著書
『僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと』
を、ご一読ください。
ハッと、目を見開かされること請け合いです。
本日は、これまで!
次回をお楽しみに!!!