「朝食には果物をいただきましょう」
ということをお伝えすると
えええーーーっ?朝食は果物だけぇ・・・?
と、お声を上げる方もいらっしゃいます。
当然です。
だって、今まで、「朝食は大事だ、しっかり食べなさい」と言われ続けてきたわけですからね。
そういう方にとってはなに言ってんだ?このオッサンは・・・
てなもんでしょうが、これは意外にも科学的根拠があるのでございます。
今日は、まず、みなさんに
一日の中の体の「はたらき」と食べ方の関係
について、お話したいと思います。
といいますのは、私たちの体は
一日の中の「時間」によってその働き方が決まっているのです。
まず、
午前4時から、正午(お昼の12時)までは
排泄に適した時間です。
正午から、午後8時までは
消化吸収に適した時間。
そして、
午後8時から、午前4時までは
代謝と修復に費やすべき時間なのです。
と、考えると皆さんが朝食をとる時間帯は、本来は排泄のための時間なわけですね。
その時間に消化に手間取る重たいお食事をしてしまうと
一日のはじまりの段階で体は混乱してしまいます。
混乱からはじまる一日なんて誰も望んではおりません。
ほんとうは、朝食は果物だけにしたほうが体は良く動きますし頭のはたらきも冴える。
clubhouseの中では
「果物じゃ、お昼まで腹持ちしないでしょ」
などという質問も受けました。
改めて、そのことにお答えしておくと、、、
それは
あなたの前日の食事が、または、前日までのすべてのお食事に問題があるのかもしれない
とわたくしならお伝えします。
つまり、朝食は果物だけを実践するためには
普段のお食事のあり方を整えなければならないということなんですね。
お昼にカップラーメンをすすってアンパンをかじり夜はコンビニ弁当ですませた
という方が「翌朝、果物だけにしたけど、どうだ?」と言われましても
「そんな無謀なことはしなさんな」と忠告申し上げるしかありません。
ましてや、そんな内容のお食事が続いていたのなら
朝食を果物だけにするのしないの、と論じる以前の問題として
その方の健康についてたいへん悲観的にならざるを得ない。
「朝食を果物だけにする、ことによって体がより良い状態になるのかどうか」
ということについては
朝食以外のほかのお食事の内容次第も深く関係する
ということなんですね。
普段のお食事の内容が良くない方は
朝食を果物だけにすると、午前中に栄養素が足りないための飢餓状態に陥ります。
それは、体にとっては危機的状態なわけですから
「なんか食べたい、なんでもいいから食べたいよぉ〜」となるのは当たり前の反応です。
でも、栄養状態が良い方が果物だけの朝食にすると
お昼前に感じる空腹感は一種の快感なのであります。
まだ、体の中には栄養素が十分にあり、でもそろそろそれも尽きる頃だから
もう少ししたらなんか食べよっかなぁ
・・・みたいな感じです。
そういう状態でいただくランチはしかもそれが、からだが欲っしている栄養素たっぷりのランチだったら
この上なくおいしい充実したものになるでしょう。
私たちのお食事とは本来そうあるべきものなのです。
午後、気持ちよく活動して
夕食の時間になればまた心地よい空腹感に包まれる。
だから、夕食もおいしくいただける。
これが理想的なお食事のあり方だと思いませんか?
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