夏という季節にぜったいに欠かすことができない栄養素は
ミネラル、植物栄養素とお伝えしました。
この二つの栄養素をしっかり体の中に摂り込むために
栄養価の高い夏野菜をたっぷり召し上がってください。
※※ただし、摂りすぎにも注意です※※ということをお伝えし、
夏野菜の代表としてのナス科、ウリ科の野菜をご紹介しました。
今回は
そのような野菜を
どのように選び、どのように食べるか
ということについてお話します。
「ナス科の野菜、ウリ科の野菜なら 何でもいいのか？」
というとちょっと違っていて
オーガニックであるかどうかというところに大きな問題が存在しています。
というのは
農薬や化学肥料を使った野菜は
総じて含まれる栄養価が低いのです。
「最近の野菜はあまり栄養がなくなった」
とよくいわれますが
それは
農薬や化学肥料を使って作る野菜のことです。
農薬や化学肥料を使うと栽培期間が短くなることは事実です。
「野菜が畑に植わっている期間が短くなる」
ということですから
当然
土の栄養分を吸い上げる量も少なくなります。
栄養価がない野菜は食べてもおいしくないので、
何らかの形で味を補わなくてはならなくなり
それを化学調味料がやっている
という図式になります。
これでは肝心ミネラルを補うことなどできません。
私たちはこういったことを考えなくてはならない時代に
生きているということなんですね。
先日お話したように
だから、自然の変化に影響も受けるし、逆らうことはできません。
なんとか順応しようとします。
順応して、その季節をできるだけ快適に過ごそうとするのです。
同時に、次の季節への準備もしています。
夏も、終盤に近づきました。
繰り返しになりますが
この季節、私たちに必要な栄養素
ミネラルと植物栄養素
をしっかり体の中に摂り込むために
栄養価の高い夏野菜を、たっぷり召し上がってください。
それが
夏を快適に過ごすために
熱中症にならないための
必須項目ということになります。
これを、外食や中食で実現するのは不可能とは言いませんが、かなり難しいでしょう。
外食や中食は、そういうことを考えた上でメニューが構成されてはいませんからね。
わたしたちが、自分でメニューを選択しなければならないですし
栄養素のことを考えて選んでいたら
あれもこれも、と
かなりのメニュー数を、オーダーすることになってしまいます。
ですから、やはり家庭料理が大切なんです。
今は
「コロナ禍」とか言われて
変異株がどうだの、ワクチンの副反応がああだの
世間はかまびすしいですが
私たちにできるただ一つのことは
いろいろな情報に惑わされずに
免疫力を上げる、保つ
ということです。
究極、これしかありません。
そのために
家庭料理を、最大限に活用するべきだ
とJORAは考えています。
それを実現可能にし、持続可能にするのが
JORAでお伝えしている
「家庭料理システム」ということです。
家庭料理に必要なのは、テクニックではありません。
「システム」です。
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