JORAの体験セミナーにお出でくださった方々は、その中で私が、少しだけ経済のお話をさせていただいていることを、ご存知だと思います。
かねてより私は、日本の経済も、アメリカの経済も、ヨーロッパも中国も、ひじょうに危うい局面を迎えているということを、そこで述べてまいりました。
そして、そのことは、必ずや私たちの日々の食べるものに多大なる影響を与えるのだ、ということもお伝えしてまいりました。
だからJORAは、独自の食料調達方法を考え出し、それを実行していくのだと。
そのことをプラットフォームと呼んでいると。
そのプラットフォームがJORAの仲間たちの安全な食を確保することになるのだと。
その話をお聞きになって、どれだけの方が、リアリティをもって受け止めてくださっているかわかりませんが、最近
『経済政策を売り歩く人々』
『クルーグマンの良い経済学悪い経済学』
『資本主義経済の幻想 コモンセンスとしての経済学』
『クルーグマン教授の経済入門』
『グローバル経済を動かす愚かな人々』
『格差はつくられた 保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略』
などの著書でも有名なアメリカの経済学者で、プリンストン大学教授・ポール・クルーグマン(Paul Robin Krugman)氏が、こんなことを述べておられるので、まずはご一読ください。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46965
私が、常日頃、皆さんにお話してきたことですが、そしてこのことを真剣に受け止めてくださっている方も多数いらっしゃることと思いますが、いよいよ今の経済が、くるところまできてしまったという感じではないでしょうか。
もしクルーグマン教授の言うとおりになったとしたら、即刻、私たちの日々の食料問題は危機的な状況となります。
体験セミナーで私は、これまでの金融・経済中心の世の中から脱却して、心の豊かさ・人と人とのつながり・自然を大切にすることというような方向に進んでいかなければ、人類全体が、地球そのものが破綻することになる。
そうならないようにすべての人々が、覚醒しなければならない。
私たちが生きているこの瞬間は、いわば価値観が移り変わっていくそのさなかにあるのだ、ということを申し上げてきました。
そのことは「食」を単なる消費としか考えられなかった世の中から「食」を自分への最も確実な投資と考えるようになる、ということでもあるのだとも、申し上げてきました。
世の中の流れというものは、結局は一個人が集まって作り出していくものなのですが、だからといって、全ての個人がその動きを把握しているとはかぎりません。
何がなんだかわからないうちに世の中が変わってしまって、気が付いたらすっかり取り残されて、その時にはもうどうにもならない状況に立ち至っていた、ということはよくあることです。
大きく価値観が移り変わっていく時代には、それが激しく起こります。
形骸化したものにしがみついていると、流れが見えなくなるばかりでなく、その流れそのものに乗っかることができなくなってしまいます。
少し気が早いかもしれませんが、新年早々、全国各地でJORAのイベントが開かれます。これまでご参加くださった皆様も、新たな気持ちでJORAの活動を見直してみてください。「食」は私たちが生きていく上での基本中の基本の要素・ファクターです。
そのことを無視して、私たちの幸福な生活はぜったいにあり得ません。
JORAは、政治的な活動をする団体ではありません。
もちろんこれまでと同様の意味での経済活動をしようともしていません。
いうまでもありませんが宗教とも無縁ですし、思想ももっていません。
だからこそ価値があるのです、これからは。
JORAが多くの方々を結び付けているのは、教義や戒律などではなく、お互いを大切にする心、気持ちです。
体験セミナーに、ぜひ、もう一度、お越しください。
ご参加くださる時は、どうぞ、ご家族・ご友人をお連れください。
これまで私は、一馬力でがんばってまいりましたが、JORAを設立以降は、多くの仲間に支えられてきました。
そして今、こう思っているのです。
一人で100歩すすんでも100のエネルギー。
同じ100のエネルギーなら100人が一歩すすむほうがいい。
もし、まだ、JORAのセミナー・講座に参加していない方がいらっしゃったら、可能な限り早く、その100人のうちの一人になってください。